この記事の要点
- 現実六つのサービスの利用率は、92.9% から 27.0% まで開いています。年代で分けると、差はもっと大きくなります。
- 意味「SNS」とひとまとめにすると、見誤ります。サービスごとに、居る人が違います。
- 考え方「流行っているものをやる」から、「うちのお客さまの年代が居る所を選ぶ」へ。
- やることお客さまの年代を確かめる、表で居る場所を見る、一つか二つに絞る、続けられる形にする。
- 結論全部をやらない。選んで、続けます。
六つのサービスを、どの年代が使っているのか。
| サービス | 全年代 | 10 代 | 20 代 | 30 代 | 40 代 | 50 代 | 60 代 | 70 代 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| LINE | 92.9% | 96.4% | 97.7% | 97.9% | 96.6% | 95.6% | 92.0% | 77.8% |
| YouTube | 81.5% | 95.0% | 96.3% | 94.0% | 91.6% | 84.9% | 72.6% | 48.5% |
| 54.8% | 69.3% | 82.6% | 76.6% | 67.1% | 54.4% | 36.1% | 15.8% | |
| X | 44.7% | 56.4% | 73.4% | 67.7% | 57.0% | 40.2% | 24.8% | 10.8% |
| TikTok | 36.7% | 67.9% | 61.5% | 44.7% | 42.6% | 32.2% | 21.2% | 11.1% |
| 27.0% | 14.3% | 23.4% | 37.4% | 38.9% | 33.1% | 22.6% | 12.5% |
LINE は、10 代から 60 代まで 9 割を超え、70 代でも 77.8% です。YouTube は、10 代から 40 代で 9 割を超え、60 代でも 72.6% です。この二つは、ほぼ全部の年代に届きます。
Instagram、X、TikTok は、年代で大きく分かれます。Instagram は 20 代で 82.6%、70 代で 15.8%。TikTok は 10 代で 67.9%、70 代で 11.1% です。
Facebook だけは、形が違います。いちばん使っているのは 40 代(38.9%)と 30 代(37.4%)で、10 代は 14.3% です。
男女で違うのは、どれか。
Instagram は、女性が 63.4%、男性が 46.2% です。TikTok も、女性 41.7%、男性 31.8% で、女性のほうが高くなっています。YouTube は逆で、男性 84.4%、女性 78.6% です。X は、男女とも 44.7% で同じでした。
見るだけの人と、書き込む人。
| サービス | 使う人 | 書き込む・投稿する人 |
|---|---|---|
| LINE | 92.9% | 51.2% |
| 54.8% | 18.0% | |
| X | 44.7% | 9.6% |
| 27.0% | 6.2% | |
| YouTube | 81.5% | 4.2% |
| TikTok | 36.7% | 2.7% |
LINE は、半分の人が書き込みます。連絡の道具だからです。YouTube と TikTok は、ほとんどの人が見るだけです。
商売の入口として、どう使い分けるのか。
ここから先は、数字をもとにした私の読みです。
LINE:知っているお客さまとの、連絡の道
ほぼ全員が使っていて、半分が書き込みます。新しいお客さまを見つける場所というより、一度つながったお客さまと連絡を取る道に向いています。70 代でも 77.8% が使うので、お客さまの年代が高い商売でも使えます。
YouTube:幅広い年代に届く、動画の場
60 代で 72.6%、70 代で 48.5%。年代が高いお客さまにも届く、数少ない場所です。調べものにも使われます。
Instagram:見た目で選ばれる商売に
20 代から 40 代の女性がお客さまの商売に合います。写真で伝わるもの(店、料理、仕上がり)が在る商売です。
X と TikTok:お客さまが若いときに
X は 20 代で 73.4%、TikTok は 10 代で 67.9%。お客さまが 30 代までの商売で考えます。
Facebook:30 代から 50 代の、仕事のつながり
利用率は 27.0% で伸びていませんが、30 代から 50 代では 3 割を超えます。会社どうしの付き合いが在る商売では、まだ使われています。
選ぶときの決まり
- お客さまの年代を、ここ一年の記録から数える。
- 上の表で、その年代が 5 割を超えているサービスを見る。
- 一つか二つに絞る。続けられない数は、始めない。
- どれを選んでも、最後に確かめる場所として、自分のサイトを持つ。
この数字を読むときの注意
- 「使う人」は、ふだん使うことがある、と答えた人の割合です。毎日使う人の割合では、ありません。
- 年代ごとの人数は 140 人から 338 人で、全体の数字より、ぶれが大きくなります。
- 調べたのは 2025 年 12 月です。サービスの使われ方は、年ごとに動きます。
よくある質問
- 全部のサービスに、同じものを出せばよいですか。
- おすすめしません。続かなくなるからです。お客さまの年代が居る所を一つか二つ選び、そこで続けるほうが残ります。
- 利用率が高いサービスほど、商売に効きますか。
- そうとは限りません。利用率は、ふだん使うことがある人の割合です。商売の調べものに使うかどうかは、別の話です。自分のお客さまに「何で知りましたか」と聞くのが、いちばん確かです。
- SNS の投稿を、代わりにやってもらえますか。
- 私は、投稿の代行はお受けしていません。続けて出せる型を一緒に作り、最初の数本を一緒に作るところまでです。
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出どころ
- 総務省 情報通信政策研究所「令和 7 年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書」(2026 年 6 月公表) https://www.soumu.go.jp/main_content/001079141.pdf