この記事の要点
- 現実平日のネットは 183.9 分、テレビは 156.1 分。5 年前はテレビ 193.2 分、ネット 149.3 分でした。
- 意味調べものの場所が、ネットの側に移りました。仕事の調べものでは 81.2% がネットを選びます。
- 考え方「サイトを持っているか」から、「調べものの場所に、信じてもらえる形で居るか」へ。
- やること何をしている会社かを正しく書く、数字に出どころを書く、お客さまの年代を見る。
- 結論人の時間は、もうネットの側に在ります。ただし、年代で分かれます。
人は一日のうち、何にどれだけ時間を使っているのか。
平日、人がネットに使う時間は、一日に平均 183.9 分です。テレビを放送の時間に見るのは、156.1 分です(総務省の令和 7 年度の調査)。ネットのほうが、27.8 分長くなっています。
5 年前は逆でした。2020 年度は、テレビが 193.2 分、ネットが 149.3 分で、テレビのほうが 43.9 分長かったのです。5 年のあいだに、ネットは 34.6 分増え、テレビは 37.1 分減りました。
平日に、ネットとテレビに使う時間(一日あたり・分)
全年代(13〜79 歳)の平均。テレビは、放送の時間に見た分。
出どころ:総務省 情報通信政策研究所「令和 7 年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書」(2026 年 6 月公表)
休日も、同じ向きです。2025 年度の休日は、ネットが 192.9 分、テレビが 189.2 分でした。
使っている人の割合でも、差が付いています。平日にネットを使った人は 86.8%、テレビを放送の時間に見た人は 71.3% です。
仕事の調べものは、どこでされているのか。
同じ調査は、目的ごとに、いちばん使うメディアも聞いています。
| 目的 | ネット | テレビ | 新聞 |
|---|---|---|---|
| 仕事や調べものに役立つ情報を得る | 81.2% | 4.9% | 2.4% |
| 趣味・娯楽に関する情報を得る | 70.8% | 18.1% | 1.5% |
| いち早く、世の中のできごとを知る | 55.4% | 40.7% | 2.4% |
| 信頼できる情報を得る | 32.9% | 50.3% | 13.0% |
「仕事や調べものに役立つ情報を得る」ためにネットを選ぶ人は、81.2% です。会社が取引先を探すとき、設備を選ぶとき、頼む先を比べるとき。その調べものの 8 割は、ネットの上で起きています。
ただし、信頼できる情報を得るためには、テレビを選ぶ人のほうが多い(50.3%)ことも、同じ表から分かります。ネットは、使われてはいるが、そのまま信じられているわけではありません。
ホームページを持つ側は、何をすればよいのか。
一つめ:調べものの場所に、居ること
仕事の調べものの 8 割がネットで起きているなら、そこに自分の会社の情報が無いことは、選ぶ候補に入らないことを意味します。これは、派手なサイトを作る話ではありません。何をしている会社か、どこで、いくらで、だれが、が正しく書いてあることです。
二つめ:信じてもらえる形にすること
ネットは、信頼の面ではテレビや新聞に届いていません。だから、数字には出どころを書く。実績は確かめられる形で見せる。できないことは、できないと書く。信じてもらう工夫が、ほかの場所より多く要ります。
三つめ:お客さまの年代を見ること
ここまでの数字は、13 歳から 79 歳までの全体の平均です。年代で分けると、様子は大きく変わります。60 代と 70 代は、いまもテレビのほうが長いのです。次の記事で、年代ごとの数字を見ます。
この数字を読むときの注意
- 全体の平均は、13 歳から 79 歳の 1,800 人の平均です。調べた期間は、2025 年 12 月 1 日から 7 日です。
- 2020 年度の調査だけ、1 月に行われています。ほかの年度は 11 月から 12 月です。
- 「テレビ」は、放送の時間に見た分です。録画や、ネットで見る動画は、別に数えられています。
- 同じ時間にテレビとネットを両方使った場合は、両方に数えられます。
よくある質問
- この数字は、どのくらい信頼できますか。
- 国の研究所が、2012 年から毎年続けている調査です。全国 125 の地点から、性別と年代の割合が実際の人口に合うように 1,800 人を選び、一日の行動を 15 分ごとに書いてもらう方法で調べています。
- テレビは、もう見られていないのですか。
- いいえ。平日でも 156.1 分、見られています。年代で大きく違い、60 代と 70 代では、いまもテレビのほうがネットより長くなっています。
- 会社どうしの取引でも、ネットで調べられているのですか。
- この調査は個人に聞いたものですが、仕事や調べものに役立つ情報を得るためにネットをいちばん使う、と答えた人は 81.2% でした。仕事の調べものの入口が、ネットに在ることは読み取れます。
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出どころ
- 総務省 情報通信政策研究所「令和 7 年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書」(2026 年 6 月公表) https://www.soumu.go.jp/main_content/001079141.pdf