YY Quant(山岸ラボ)

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APPROACH

作る前に、費用を取り戻せるかを計算します。

値段を先に決めません。あなたの商売の数字、地域の数字、お客さまになる人の時間の数字を先に見て、取り戻せる大きさに合わせて形を決めます。

同じ費用でも、商売によって重さが違います。

ホームページの値段が高いか安いかは、値段だけでは決まりません。その商売で、売上をいくら増やせば取り戻せるかで決まります。

計算は一行です。

取り戻すのに要る売上 = かけた費用 ÷ 売上のうち手元に残る割合

国の調査の数字を、この式に入れてみます。下の表は、個人で営む場合の全国の平均です。「残り」は、売上から費用を引いたもので、店主本人の取り分はここから出ます。

商売一年の売上(万円)残り(万円)30 万円の重さ50 万円の重さ100 万円の重さ
喫茶店5006447%78%155%
美容室58616219%31%62%
そば・うどん店1,05426311%19%38%
自動車整備1,3853329%15%30%
電気工事1,4674267%12%23%
木造の建築工事2,0024037%12%25%

喫茶店は、30 万円を取り戻すのに、売上を 47% 増やさなければなりません。木造の建築工事は 7% です。同じ 30 万円でも、重さがおよそ 6 倍違います。

100 万円の列も見てください。工事の仕事でも、個人で営む場合の平均では、売上の 25% にあたります。軽い買い物ではありません。だから、値段を先に決めずに、数字を先に見ます。

作る前に、三つの数字を調べます。

一つめ:商売の数字

一年の売上、手元に残る割合、仕事一件の金額。この三つが分かれば、いくらまでなら取り戻せるかが出ます。平均ではなく、あなたの商売の数字で計算し直します。

二つめ:地域の数字

同じ商売が、その町に何軒あるか。お客さまはどこから来るか。国の調査から、町ごと、業種ごとに出せます。

三つめ:人の時間の数字

お客さまになる人は、一日のうち、どこに時間を使っているか。年代によって、答えは大きく違います。たとえば平日、60 代はネットよりテレビのほうが長く、20 代はその逆です(くわしくは記事で)。入口をどこに作るかは、ここで決まります。

合わないときは、合わないとお伝えします。

計算してみて、取り戻すのがむずかしいと分かることがあります。そのときは、そうお伝えします。数字の報告だけをお渡しして、作らずに終わることもあります。

作らないほうがよい場合に作ることは、お客さまにとっても、私にとっても、得になりません。

作るのは、サイトだけではありません。

合うと分かったら、ホームページと、そこへ人が来る道すじを一緒に作ります。調べた結果の報告、費用を取り戻せるかの計算、入口のページ、続けて出せる記事と動画の型、毎月見る数。お渡しするものに、一つずつ書いています。

成果は、保証しません。

「かならず問い合わせが増えます」とは言いません。商売の結果は、サイトだけでは決まらないからです。

その代わりに、二つのことをします。作る前に、数字で見通しをお見せすること。作ったあとに、来た人の数と問い合わせの数を、一緒に見ること。見通しと結果が違ったときは、どこが違ったのかを数字で確かめて、次の一手を決めます。