この記事の要点
- 現実AI の要約の中のリンクは、1% しか押されません。使われても、アクセスの数にはほとんど出ません。
- 意味クリックだけを見ていると、効いているのに「効いていない」と判断してしまいます。
- 考え方「何人来たか」だけから、「どこで名前が出たか、あとで何が起きたか」へ。
- やること月に一度、同じ問いを AI に聞いて記録する。名前の検索を数える。お客さまに聞く。記録を見る。
- 結論一つの方法では分かりません。四つを重ねて、向きを読みます。
なぜ、クリックでは分からないのか。
米国の調査で、AI の要約が出た検索のうち、要約の中のリンクが押されたのは 1% でした。ふつうの検索結果のリンクが押された割合も、要約が出ると 15% から 8% に減ります(くわしくはこちら)。
つまり、自分のページが要約の出どころに使われても、来る人の数は、ほとんど増えません。来る人の数だけを見ていると、何も起きていないように見えます。
Google の道具では、どこまで見えるのか。
Google は、サイトを持つ人のための管理の道具(Search Console)を出しています。公式の説明によると、AI の要約などに出た分は、検索の成果の報告の中の「ウェブ」に、ふつうの検索と一緒に入っています。
同じ説明の中で Google は、AI の要約が出た検索結果から来たクリックは、質が高い、とも書いています。サイトに長く居る人が多い、という意味です。これは Google 自身の説明で、私が確かめた数字では、ありません。
では、どう確かめるのか。
一つめ:自分で、AI に聞く
お客さまが聞きそうな問いを、五つ決めます。「この町で、この仕事を頼むなら」「この仕事の値段は」などです。月に一度、同じ問いを AI に聞き、自分の会社が出たか、中身が合っていたかを、表に書きます。
答えは、聞くたびに変わります。一度出なかっただけで、判断しないことです。何か月か続けて、向きを見ます。
二つめ:名前で検索された回数を、数える
AI の答えや、検索結果の画面で名前を見た人は、あとで、会社の名前で検索することが在ります。Google の管理の道具で、会社の名前での検索の回数を、月ごとに見ます。増えていれば、どこかで名前が知られています。
三つめ:お客さまに、聞く
いちばん確かな方法です。問い合わせのときに、「何で知りましたか」と聞きます。「AI に聞いたら出てきた」という答えが出始めたら、使われています。
四つめ:アクセスの記録で、来た道を見る
AI のサービスの中のリンクを押して来た人は、記録に、そのサービスの名前が残ることが在ります。数は少なくても、在るか無いかは分かります。
気をつけること。
- 一つの方法だけで、決めない。どれも、一部しか見えません。
- 月に一度、同じやり方で続ける。やり方を変えると、比べられなくなります。
- 出なかった問いは、直す材料になります。その問いに答えるページが、自分のサイトに在るかを見ます。
この数字を読むときの注意
- Pew の調査は、米国の Google の検索についてのものです。日本の数字では、ありません。
- 四つの方法は、私が使っているやり方です。どれも、正確な回数を出すものでは、ありません。
よくある質問
- AI の要約に出た回数を、正確に知る方法は在りますか。
- Google の管理の道具では、ふつうの検索と一緒に数えられていて、分けて見る欄は、公式の説明には書かれていません。だから、いくつかの方法を重ねて、向きを読みます。
- 自分で聞くのは、手間ではありませんか。
- 問いを五つに絞れば、月に 10 分ほどです。表に残しておくと、半年後に、変わったかどうかが分かります。
- AI に、まちがった中身を言われていたら。
- 自分のサイトに、正しい中身を、文字ではっきり書きます。古い情報が残っているページが在れば、直します。AI の側に直接直させる確かな方法は、私は知りません。
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出どころ
- Pew Research Center「Google users are less likely to click on links when an AI summary appears in the results」(2025 年 7 月 22 日) https://www.pewresearch.org/short-reads/2025/07/22/google-users-are-less-likely-to-click-on-links-when-an-ai-summary-appears-in-the-results/
- Google Search Central「AI features and your website」(最終更新 2025 年 12 月 10 日) https://developers.google.com/search/docs/appearance/ai-features