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棚 06 針路の決め方

来た人と、直接つながる手段を持つ

メールは、いまも毎日開かれています。借りた場所のつながりと、持って行けるつながりの違いを書きます。

公開:2026 年 10 月 10 日

先に答え平日、人がメールに使う時間は 38.0 分で、ネットの使い道の中で、動画に次いで 2 番目に長くなっています。40 代は 60.9 分です(総務省の令和 7 年度の調査)。メールは古い道具に見えますが、いまも毎日開かれています。来た人と直接つながる手段として、どこへでも持って行けるメールの名簿を持ちます。

この記事の要点

  • 現実メールに使う時間は、平日 38.0 分。ソーシャルメディアの 36.2 分より長く、40 代では 60.9 分です。
  • 意味検索や動画で来た人は、帰れば、それきりです。つながりを持たなければ、毎回、はじめから集め直しになります。
  • 考え方「来てもらう」から、「来た人と、こちらから連絡できる形でつながる」へ。
  • やること登録の道を置く、何を送るかを先に伝える、月に一度だけ送る、いつでもやめられるようにする。
  • 結論入口は借りものです。つながりは、自分のものにできます。

メールは、まだ使われているのか。

使われています。ネットの使い道ごとの時間を並べると、メールは、動画の投稿・共有のサービス(54.5 分)に次いで、2 番目です。

年代メール(分)ソーシャルメディア(分)
全年代38.036.2
10 代12.367.1
20 代32.979.1
30 代34.347.4
40 代60.941.9
50 代39.026.8
60 代45.311.3
70 代26.09.0

40 代は 60.9 分、60 代は 45.3 分で、どちらも、その年代のソーシャルメディアの時間より長くなっています。会社の中でものを決める年代が、いちばんメールを使っています。

別の調査でも、同じ向きです。ネットを使う人のうち、メールの送受信に使う人は 78.2%。50 歳から上では、メールが、SNS を上回って一番です(総務省の令和 7 年通信利用動向調査)。

つながりには、どんな種類が在るのか。

つながり名簿は、どこに在るかサービスが終わったら連絡の決まり
ソーシャルメディアのフォロワーサービスの中消えるサービスの側が決める
LINE の友だちLINE の中持ち出せない料金と決まりを、LINE が決める
メールの名簿自分の手もと残る自分で決められる

ソーシャルメディアのフォロワーは、そのサービスの中だけのつながりです。サービスが終われば、消えます(終わったサービスの例)。見せる相手を決めるのも、サービスの側です。

LINE は、ほぼ全員が使っていて(92.9%)、半分の人が書き込みます。連絡の道具として強い一方で、名簿は LINE の中に在り、外へ持ち出せません。料金の決まりも、LINE が決めます。

メールの名簿は、自分の手もとに在ります。送る道具を替えても、名簿は持って行けます。

どう始めればよいのか。

一つめ:登録の道を、置く

問い合わせほど重くない一歩を用意します。「新しい記事が出たら、お知らせします」「年に数回、数字の報告を送ります」。

二つめ:何が届くかを、先に伝える

何を、どのくらいの頻度で送るかを、登録の前に書きます。書いたとおりにしか、送りません。

三つめ:月に一度まで

多すぎる便りは、やめられる理由になります。役に立つ中身が在るときだけ、送ります。

四つめ:いつでも、やめられるようにする

どの便りにも、やめる道を付けます。相手が自分で登録した連絡先だけを使います。買った名簿は、使いません。

お客さまの年代が高い場合は。

LINE を使う人は、70 代でも 77.8% です。お客さまの年代が高い商売では、LINE の公式のアカウントを、連絡の道として足す手が在ります。その場合も、大事なお客さまの連絡先は、自分の手もとにも控えます。

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この数字を読むときの注意

  • メールの時間には、仕事のメールも含まれます。
  • 通信利用動向調査の数字は、ネットを使う人のうちの割合で、複数を選べる聞き方です。
  • LINE の料金の決まりは、変わることが在ります。使う前に、公式の案内を確かめてください。

よくある質問

メールは、もう読まれないのでは。
平日に 38.0 分、使われています。読まれないのは、役に立たない便りです。相手が自分で登録し、中身が役に立つなら、読まれます。
名簿が少なくても、意味は在りますか。
在ります。一件の仕事が大きい商売では、100 人の名簿から年に数件の相談が出れば、十分に意味が在ります。数より、相手が自分で登録したかどうかです。
個人の情報の扱いが、心配です。
集めるのは、連絡に要るものだけにします。何に使うかを書き、ほかの目的に使いません。やめたいと言われたら、すぐに消します。

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