先に答えネットを使う企業のうち、ホームページを開いていた企業は、2001 年に 77.7%、2005 年に 85.6% でした(総務省の通信利用動向調査)。20 年前に、もう 8 割を超えています。「持っている」ことは、差になりません。いま差が付くのは、軽さ、正しさ、数字、出口の四つです。
この記事の要点
- 現実企業のホームページは、1995 年の 24.0% から、2005 年の 85.6% へ。10 年で、当たり前になりました。
- 意味持っているだけのサイトは、持っていないのと、あまり変わらなくなっています。
- 考え方「うちもホームページを作る」から、「同じように持っている会社の中で、何が違うか」へ。
- やること速く開くか、中身は合っているか、数字が在るか、問い合わせの道が在るかを、順に確かめる。
- 結論作り直す理由は、古いからではなく、この四つのどれかが欠けているからです。
企業のホームページは、いつ当たり前になったのか。
総務省の白書が、通信利用動向調査の数字をまとめています。
ネットを使う企業のうち、ホームページを開いていた割合
1995 年と 1996 年は「ホームページで情報を出している企業」の割合。
出どころ:総務省「平成 27 年版 情報通信白書」(通信利用動向調査から)
1995 年、ネットを使う企業は 11.7% で、そのうちホームページで情報を出していたのは 24.0% でした。次の年、ネットを使う企業は 50.4% に増え、ホームページは 39.6% になります。2001 年に 77.7%、2005 年に 85.6% です。
10 年のあいだに、「一部の会社が持つもの」から、「ほとんどの会社が持つもの」に変わりました。
「持っている」が差にならないなら、どこで差が付くのか。
ここから先は、私の考えです。
一つめ:軽さ
Web のページは、10 年で 3 倍重くなりました(くわしくはこちら)。重いページは、開く前に閉じられます。速く開くことが、それだけで違いになります。
二つめ:正しさ
何年も前の営業時間、もう居ない担当者の名前、終わったサービス。古いままのサイトは、信用を減らします。AI が答えを組み立てる時代には、古い中身が、そのまま人に伝えられます。
三つめ:数字
「安心」「丁寧」「実績多数」は、どの会社も書いています。何件、何年、いくら、何日。数字で書いた会社だけが、比べるときの材料になります。
四つめ:出口
読んだ人が、次に何をすればよいかが分かること。電話か、メールか、資料か。出口の無いサイトは、読まれて終わります。
作り直すかどうかは、どう決めるのか。
見た目が古いことは、理由になりません。上の四つを、自分のサイトで確かめます。
- スマホで開いて、すぐ読めるか。
- 書いてあることは、いまの中身と合っているか。
- 数字が、三つ以上在るか。
- 問い合わせの道が、どのページからも見えるか。
四つとも足りているなら、作り直す必要は在りません。足りない所だけを直すほうが、安く済みます。
この数字を読むときの注意
- 割合は、ネットを使っている企業の中での数字です。1995 年は、ネットを使う企業そのものが 11.7% でした。
- 大きめの会社を対象にした調査です。
- 「差が付く四つ」は、私の考えです。
よくある質問
- いまの開設率は、何 % ですか。
- この記事では、白書に載っている 2005 年までの数字を使いました。いちばん新しい値は、この記事では確かめていません。
- 小さな商売でも、8 割が持っているのですか。
- この調査は、ある程度の大きさの会社が対象です。いまの調査では、常用雇用者が 100 人以上の企業が対象になっています。小さな商売の割合は、ここからは分かりません。
- 持っていない場合は、まず作るべきですか。
- 先に、費用を取り戻せるかを計算します。小さな商売では、地図への登録だけで足りることも在ります。
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出どころ
- 総務省「平成 27 年版 情報通信白書」第 1 部「企業ホームページの普及」(もとは総務省「通信利用動向調査」) https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc121220.html